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海外ドラマ「プリズン・ブレイク Season3」レビュー

【評価】7/10
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【プリズン・ブレイク Season3】

無理矢理のSeason3

【良い所】

  • プリズン・ブレイクという設定

【悪い所】

  • ストーリーの矛盾
  • プリズン・ブレイク一番の魅力の「計画性」が皆無
  • 全米の脚本家のストライキで予定の半分の13話で終了
  • 人間関係の複雑さが今までに比べてレベルダウン(今までに比べて刑務所内に出てくる主要キャラの人数が少なく関係性も希薄)

プリズン・ブレイクのSeason3はSeason1、2に比べてかなりプイリズン・ブレイク本来の面白さが損なわれてしまいました。

プリズン・ブレイク本来の面白さとは、綿密な計画の元脱獄すると言う、感心するほどの「計画性」。邪魔をする人間を知力で仲間に引き込んだり、退場させたりして障害を取り除いていく「駆け引き」。仲間になっても純粋に協力してくれるわけではないので、仲間内で次々と起こる「騙し合い」。

Season3では突発的にソーナに収監されたので、まずこの私が勝手に思っているプリズン・ブレイクの面白さ三大要素の一つ、「計画性」がまるでありません。これはかなりこのドラマとしては痛い所です。そう言う意味で、やはりSeason1よりSeason2の方が私の中では評価が低いですし、3は尚更です。

尚かつこのSeason3は脚本家のストライキで、本来の予定より10話以上少ない13話で終わってしまいましたし、消化不良の感じが物凄いです。ただ逆に考えると、面白く無かったシーズンですから、根本的に舞台や設定や物語の方向性を練り直してSeason4に移ると言うのもありかも知れません。

ただラストではスークレがソーナに収監されてしまったんですよねえ…。これを見るとSeason4もソーナが主要な舞台になるのかなあと。ソーナの無茶苦茶な設定はいい加減限界だと思うんですけどね。看守による締め付けや対立や邪魔が無くなったのも、Season1から面白さが半減した理由でもありますしね。看守という障害が無くなってしまうだけで、乗り越えなければならない障害が無条件で減ってしまっていますからね。このドラマは障害を如何に知力で乗り越えるかが面白さの重要な部分であり、その障害が一つ消えると言うことは、イコール面白さが一つ減ると言うことでもありますから…。

そもそも設定から矛盾があって、政府も手を出せない無法地帯のソーナと言う話なのに、何かソーナでトラブルがあると軍隊が駆けつけてあっさり囚人は大人しくなる…。これってソーナ制御可能じゃないですか…。まずこの部分で矛盾があるので、どうもソーナでのリアリティや緊張感というのが感じられないんですよね。Season3で大仰に「無法地帯のソーナ」と言う見せ方をしたのに、これでは単に「看守のいない刑務所」なだけです。これは設定ミスってるよなあと。

それでも随所にプリズン・ブレイクらしい、知恵で障害を乗り越えていく面白さは見せてくれますが、回数、緊張感がSeason1とは比べものにならないくらい落ちたんですよね…。これは本当に残念でした。

Season4に期待しましょう。

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【2008.08.30】 海外ドラマ // TRACKBACK(0) // COMMENT(0)
海外ドラマ「ゴースト 天国からのささやき Season1」レビュー

【評価】7/10
レビュー評価基準
海外ドラマレビュー国内ドラマレビュー

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泣きたい人には超お勧め!

「ゴースト 天国からのささやき」のSeason1を見終わったのでレビューです。「ゴースト 天国からのささやき」に関する記事はこちら。 

海外ドラマ「ゴースト 天国からのささやき」面白いけど…
海外ドラマ「ゴースト 天国からのささやき」視聴中

大まかな感想は上記の記事に書いてあるので、その他のことを。

まずヒロインのジェニファー・ラブ・ヒューイットについて。彼女についての詳細はWikiYahoo!映画にリンクしておくので、詳しく知りたい方はそちらを見て下さい。要はアメリカでもトップレベルの好感度を持つ女性だそうです。日本で言うと、仲間由紀恵、長澤まさみ、松嶋菜々子、篠原涼子当たりのポジションですかね。確かに凄く可愛いです。ただ笑顔が作りすぎの気が…。3歳の頃から芸能活動をしているのでプロ臭があるんですかね。まあ私個人の感想ですが。それとお腹周りがかなりだらしない。お肉がポッチャリ付いています。胸は大きいので、そこを強調した衣装をドラマ内でも着ているのですが、お世辞にもスタイルが良いとは言えないです。ネットで彼女の画像を検索すると、まあみっともない下半身の写真が出てきます。まあこの辺の「親しみやすさ」が同姓に親近感を持たせて好感度が高いという部分もありそうです。

このドラマはキスシーンが無茶苦茶多いです。1話に5回、多いときには10回くらいチュッチュッしています。ハッキリ言って必要の無い所でもやっているのでしつこいです。この辺のラブラブ夫婦アピールからも、このドラマはアメリカでは基本的に女性向けっぽいんですよね。それが悪いとは言いませんが、もしかしたら男性の場合は、この辺を受け付けないかも知れません。

話はアメリカドラマの王道です。基本的に1話完結ですが、最初からある大きい一本の話の軸があります。そしてその大きな話の軸は、たまーにチラチラと不自然に出てきます。そしてラスト2話くらいで、一気にこの核心が進む。簡単に言うと、ラスボスがたまーに姿を見せて、なにこれと思わせておいて、ラストに急に話が進むと。この辺の見せ方は、アメリカドラマでありきたりなので、またかと思ってしまいますが…。

こういう見せ方をしておけば、次のシーズンに簡単に引っ張れるんですよね。このラスボスの謎をわざと未解決にすれば、次のシーズンに簡単に話が繋げられる。次のシーズンが無ければ、謎を解決させればいい。アメリカのドラマってこういうのばっかりなんですよね。人気がある限り永遠に続けるのは、アメリカドラマの悪い所です。途中で打ち切りが決まれば、この広げた風呂敷を畳めないまま終わりますからね。こんなドラマをいくつ見てきたことか。大好きなドラマならドラマなほど、消化不良感が凄くなります。まあ多分このドラマもそうなるでしょう。綺麗に終わるアメリカのドラマなんて皆無ですから。

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【2008.07.14】 海外ドラマ // TRACKBACK(0) // COMMENT(0)
海外ドラマ「アグリー・ベティ Season1」レビュー

【評価】9/10
レビュー評価基準
海外ドラマレビュー国内ドラマレビュー

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見ていて元気が出るドラマ

創作物の物語は、当たり前ですが色々なジャンルがありますよね。気分爽快なもの(ダイ・ハードなど)、頭を使うもの(マイケル・ダグラスのゲームなど)、切ない映画(バタフライ・エフェクトなど)、泣ける映画(タイタニックなど)。そして見ていて頑張ろうという気になる物語。元気になる物語とも言えますが、見ていて前向きになれるドラマです。難しい謎もありませんし、複雑怪奇な人間関係も、張り巡らされた複線に頭を悩ませることもありません。何も考えずに見て、元気になれるドラマです。

タイトルのアグリー・ベティを直訳すると「醜いベティ」。何ともストレートなタイトルですが、確かにベティの見た目はその通りですからね。 一種のサクセスストーリーのお話です。不細工でファッションセンスも皆無のベティが、ファッション界のメジャー雑誌「モード」編集長のアシスタントに採用されるのですが、当然周りのお洒落で綺麗な女性たちとは全く違うので、虐められ、虐げられ、それでも頑張るというお話が基本です。

ただこういうサクセスストーリーの場合、虐められても頑張っているお話は簡単ですし、視聴者も「頑張れ」と共感しやすいのですが、次第に馴染み、意地悪だった同僚も良いところが見え始め、仲間になってくると、当初のサクセスストーリーとしての魅力が半減してしまうんですよね。ボクシングで言えば、王者に挑むまでの過程が最高にエキサイティングで、防衛戦ではモチベーションが下がるような、そんな感じでしょうか。サクセスストーリー、下克上物語の場合この辺が難しいですね。

プリズン・ブレイクや24など、典型的な海外ドラマである、所謂大作や本格派ドラマとは一線を画します。ジャンルで言えばコメディ要素が結構入っています。海外ドラマが好きならお勧めしますとは言えません。典型的な海外ドラマとは方向性が違いますから。それでもアメリカのドラマらしく、非常にクオリティが高いドラマです。

私は世間で大人気のブレイクしたプリズン・ブレイクや24が大好きです。今ひとつブレイクしていない海外ドラマでも、デッド・ゾーン、The 4400、ザ・シールドなども好きです。そしてこのアグリー・ベティの舞台でもある、ファッション業界にはこれっぽっちも興味ありません。幼少の頃からサッカーをずっとやっているので、スポーツメーカーは非常に詳しいですし、ジャージやスポーツ系の服のことはかなり詳しいですけどね。好きなドラマのジャンルもドラマの舞台にも、今までの私の指向とは少しずれていました。そんな私でもこのアグリー・ベティをもの凄く面白いと感じたので、ファッション業界の話なんて興味無い、典型的な海外ドラマが好きなんだという人でも、見ればはまるかも知れません。

たまにTVでやっていますが、きつい仕事のドキュメントや密着、仕事で頑張ってます系統のドラマは苦手です。家で寛いでTVを見ているのに、仕事のきつい話なんか見たくありませんから。しかしそんな私でもこのドラマは問題ありませんでした。仕事仕事の話ではありませんからね。この辺のことが心配な人も大丈夫かなと。あくまで仕事を通した人間関係の話なので、気楽に見られました。

最初に出てきた嫌な受付の女アマンダ。編集長の座を狙うウィルミナ。そのウィルミナのアシスタントのマーク。この3人は最初は凄く意地悪なキャラだったのですが、話が進むにつれ、それぞれの人生や事情を掘り下げていくことで、非常に魅力的な脇役になっていきました。あくまで意地悪な役所は殺さず、それでいて魅力があり、ベティとの距離を縮めていく。非常に上手い描き方、進め方だと思います。

アマンダなんて最初はただの尻軽女だったのですが、途中から自分でも気付かないうちに、「可愛い」と思うようになっていました。マークは単なる嫌らしい意地悪なやつだったのですが、オカマキャラが素晴らしい。マークの言動の至る所に笑いがあります。マークはこのドラマのお笑い役ですね。このキャラのおかげで物語が重くなりすぎずに済んでいます。ウィルミナなんて、最初は本当に完全に悪役で45歳位なのですが、可愛いと思ってしまうところもしばしば…。ウィルミナの役者は、黒人初のミスアメリカですからね。そりゃあ顔も体も整っていますよね。

意地悪キャラから仲間になるキャラの変遷は、どのドラマでもあることなのですが、アグリー・ベティはとにかくベティとの距離感の保ち方が素晴らしい。主人公が周りの障害に負けずに頑張るドラマでは、仲間になりすぎると障害が無くなって、ドラマ自体の魅力が薄れてしまいますからね。その点このドラマは、最後まで適度に周りが意地悪です。

Season1を全部見終わりましたが、アメリカのドラマの典型で完結してないんですよね。完全に「続く」の終わり方。それぞれのシーズンごとに1回終わらせて欲しいのですが…。私の好きだったドラマのThe 4400もデッド・ゾーンも、局の都合で急に尻切れで終わってしまいましたからね。人気がある限りしゃぶり尽くし、人気に陰りが見え始めたら、何の躊躇いもなくストーリーの整合性を無視しても打ち切る。こればっかりはアメリカドラマの困りどころです。アグリー・ベティがこの系統にならないように祈るばかりです。

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【2008.07.13】 海外ドラマ // TRACKBACK(0) // COMMENT(0)
海外ドラマ「ゴースト 天国からのささやき」面白いけど…

海外ドラマの「ゴースト 天国からのささやき」を、前回の記事からもちまちま見てます。

見続けていると言うことは面白いからです。面白いのですが、やはりどうしても最後あからさまに泣かせに来る所で違和感が…。私はこのドラマを見ていて、毎回毎回少なくとも涙ぐみます。わんわん号泣はしませんが、涙がこぼれることも毎回です。でもこれって良いのかなあ…。面白い、つまらないとは違うベクトルのような…。と言うか、毎回泣いている自分に違和感感じるんですかね。

ただ泣きたい人には激烈お勧めです。泣ける映画というのは数多くあれど、毎回毎回ここまで泣けるドラマと言うのは記憶に無いです。

私はドラマは基本的に楽しみたいので、このドラマには多少違和感があります。たまに泣かせる話があるのなら、アクセントで良いのですが、泣かせる気満々の話が全部ですからね。

しかしこの違和感とは、始まる前に「お前泣くから」と言われて、まんまとその通りに泣いている自分がどうなんだって違和感なんですかね。この違和感は上手く言葉に出来ないのですが…。面白いんですけど、ワクワクとかドキドキとか、面白いとか楽しいとか、そう言った感想とは違うドラマなんですよね。本当にこのドラマを評するのは難しいです。


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【2008.06.18】 海外ドラマ // TRACKBACK(0) // COMMENT(0)
海外ドラマ「ゴースト 天国からのささやき」視聴中

今「ゴースト 天国からのささやき」という海外ドラマを、レンタルして見ています。

Seasonを見切っていないので今回は評価保留。見ていますよという報告と共に、途中の感想を少しばかり。

実は私はこのドラマを、映画「ゴースト」のドラマ版だと思っていました。ところがまるで違う話でした。主人公は女性で、その主人公が幽霊が見える、その幽霊の無念を解決していくという、どちらかと言えば、映画「シックスセンス」に近いのかなと。

先に結論を言いますが、面白いか面白くないかと問われれば面白いです。では凄く面白いかと問われれば、そこまでで面白くはないです。そして少しばかり癖があるドラマだと思います。

まず女性が完全に主人公だということ。これは単に私がドラマや映画を観る際の楽しみ方に、感情移入という要素が大きいので、男の私はこの感情移入がほとんど出来ませんでした。大概女性が主人公でも、女性主人公に準ずる男のキャラがいるのですが、このドラマは今のところそういった人物は全くいません。完全に女主人公1人の視点の物語です。

そしてもう1つのポイントが一番曲者なのですが、とにかくこのドラマ泣かそうとする気満々です。ハッキリ言って露骨です。これを露骨に感じて嫌悪感を持つかどうか。これがこのドラマを受け入れられるかどうかの分かれ目かと思います。

このドラマは面白いか詰まらないかという要素以前に、泣けるドラマと表現する方が正しいと思います。これがドラマ本来の楽しみ方としてどうなのかは、意見の分かれる所でしょうけどね。


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【2008.06.07】 海外ドラマ // TRACKBACK(0) // COMMENT(0)
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